5万円で譲ってもらった平家をDIYで再生する物語vol.1
初めての個人売買
普段なら買うか躊躇するような築100年の平家を買うことにした。
ブログネタにちょうど良いと思った。
フルリフォーム必須だ。
売り主さまとの個人売買なので仲介手数料も発生しない。
5万円なら失敗してもダメージも少ない。
自分で登記までしようか考えたが
契約書の作成が面倒だということ、時間と手間を考え
司法書士さんにお願いした。
買った物件がこちら
スペック
築100年
間取り 3K
再建築不可
購入しても良いかなと思ったところは
※2ヶ月前まで賃貸で貸していた。(おばあちゃん)
※本下水であった。
※平家でいじるのが簡単だと思った。
想像以上に厳しい戦いになりそうだ
鍵の引き渡し後すぐに物件に向かった。
床下の確認をしたかった。
内見させてもらった際に一部床がフカフカしていたので
シロアリが心配だった。
畳を剥がすとクリティアーノ・ロナウドが一面を飾っている
スポーツ新聞が野地板に敷き詰められていた。
「よし!リフォーム入ってる!」と心の中の中心で愛を叫んでしまった。
床下の状況
愛を叫んだのは良いが結局は「ため息」に変わった。
シロアリさんの生存確認はできなかったが
以前の入居者はシロアリさんと共同生活はしていたようだった。
床下の状況は「よろしくない」というより「悪かった」。
湿気がひどい。
湿気対策として石灰が撒かれてあった。
シロアリさんに食べられてフカフカの大引きや根太もあった。
叩くとズレる束もある。
この湿気の原因はなんだろうと頭を床下に突っ込むと1箇所御来光が見える。
1面土台がない部分があり外壁と地面の間の隙間から光が差し込んでいた。
この平家の御来光の外壁側は現在更地なので
もともと連棟長屋で相方は解体されて更地になっていると推測される。
雨が降って雨水が床下に流れてくる可能性もあるので
早急に対応したい部分だ。
床下は全面コンクリートにしようかな。。。
屋根の状況
屋根の状況もよろしくない。
現在はトタン屋根。
サビ酷し。
しかも瓦屋根の上からのカバー工法。
普段の仕事が内装メインなのであまり外観に関することはわからんが
こんなやり方もあるんかな?という感じだ。
垂木が生きていればトタンからガルバニウムにちょいとレベルアップさせてあげたい。
瓦は重いので躯体への影響を考えると瓦は剥がした方がいいと思う。
でも瓦は重いからな処分代やら積み込み作業やら大変ではある。
室内の状況
- キッチン
- 浴室
- トイレ
- 洗面所
- 洗濯機置き場
- 壁
- 床
キッチン
キッチンは現在公団用のキッチンが置いてある。
リフォーム代節約のためにもシンクを磨いてリメイクシートで化粧する予定。
今まで原状回復でやってきた経験を生かす場所でもある。
浴室
浴室もフルでやらないといけない場所。
浴槽は新しくできるようであれば新しく。
できないようであれば塗装にチャレンジしてみよう。
あんまお勧めされてないけど。。。
壁はアルミ複合板仕上げで明るくし
床は浴室用のシートを貼る。
トイレ
トイレは和式水洗。
洋式に変更予定。
初めてのハツリ作業になりそうだ。
洗面所
もともとこの家には洗面所というものがない。
一応洗面台を置くことができそうな場所はあるが
排水がないのでここは後々考えることにする
洗濯機置き場
以前の入居者は洗濯機の排水ホースをお風呂まで伸ばして使用していた。
しかしこの方法だと賃貸付けが厳しくなりそうなので
排水管を作ってなんとかせねばならんとですよ先生!
ということになる。
壁
室内の壁は現在、昭和の時代に多用されていたであろう化粧合板になっている。
しかもヤニ?なのかベタベタしていて気持ち悪い。
「おばあちゃん。タバコ吸ってたの?」と聞きたい。
石膏ボード貼ってクロスで仕上げ。
床
畳は処分
床は全面CF(クッションフロア)
必死のパッチでやり遂げるしかない
直して貸す予定ではあるが
今回の物件に関してはスキルアップとブログネタという目的なので
気楽にやっていこうと思う。
ブログネタのために手間のかかるものを買うなんて
ほんとアホだよ。